希少な1970年代初頭の初期モデル、S.YAIRI YD-305の入荷です！
本器はシリアルが薄く見難いですが、SN:330＊で指板エンドに品番刻印のある1973年製の初期モデル。ヘッドの角の取れた丸ヘッドに、オリジナル・シャーラー製ゴールド・ペグ、トップはスプルース単板、サイドがローズウッド、バックはローズウッド単板、エボニー指板＆ブリッジ、ベベルドエッジの塗込みブラック・ピックガードを採用した当時のハイエンド・モデルです。
サウンドはパワフルで箱鳴りする野太い低域に輪郭の際立った中高音の歯切れの良い音抜けは魅力でジャパン・ヴィンテージのトルクの有るパワフルな鳴りです！状態はシャラー製ペグの金属劣化が僅かに見られ年代相応のキズや打痕が点在していますが、少し強めの打痕はタッチアップ処理が施され大切にメンテナンスをされており、木部のクラックなどの修復歴は見られず、半世紀前のギターと考えれば、まずます美品コンディションを保っており、ジャパン・ヴィンテージのリアルな渋いルックスとゴキゲンな鳴りが堪能して頂ける稀少モデル。
ナット幅約44.5mm、弦高も12F6弦で約2.5mm、1弦約1.8mm、サドルの余裕も約3mmあり元起やブリッジの膨らみも見受けられず、ネックを含めプレイヤビリティも良好です。
ハードケースも付属したお勧め品です。1970年代当時の定価￥100,000のハイエンド・モデル。